<Header>
<Author: 溫庭筠>
<Title: 雜曲歌辭 楊柳枝 五>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 楊柳枝 >
<BookPage: 363-364>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
館娃宮外鄴城西，
遠映征帆近拂堤。
繫得王孫歸意切，
不關春草綠萋萋。
<End Poem>
<Translation>
館娃宮のそとがわや、魏の鄴城の西がわには、むかしの宮殿は跡かたもないが、廢墟に生えるしだれ柳が敷かぎりなくつづいて、遠くは行く帆かげにぅつり、近くは堤をなよなよと拂っている。旅に出て遠くにいる貴公子が遠い旅に出て、春の草があおあおと生いしげっても歸って來ないというが、そんなことはどうでもよい。この柳の絲のもつれは、ふるさとへ歸りたいこころをひとすじにつなぎとめるのだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
館娃宮のそとがわや、魏の鄴城の西がわには、むかしの宮殿は跡かたもないが、廢墟に生えるしだれ柳が敷かぎりなくつづいて、
遠くは行く帆かげにぅつり、近くは堤をなよなよと拂っている。
旅に出て遠くにいる貴公子が遠い旅に出て、春の草があおあおと生いしげっても歸って來ないというが、そんなことはどうでもよい。
この柳の絲のもつれは、ふるさとへ歸りたいこころをひとすじにつなぎとめるのだ。
<End Formatted Translation>